中学生の不定愁訴の発現と睡眠時間・朝食の摂取頻度・排便頻度との関わり

URI http://cur-ren.cjc.ac.jp/metadata/822
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Title
中学生の不定愁訴の発現と睡眠時間・朝食の摂取頻度・排便頻度との関わり
Title Alternative
The Relationship of Nonspecific Complaints in Middle School Students to Food Intake, Defecation Frequency, and Sleep Time
Author
著者 新沼 正子
著者(別表記) Niinuma Masako
著者 田村 理恵
著者(別表記) Tamura Rie
Abstract

 中学生(男子356名,女子372名)を対象に,日常生活時の自覚症状の訴え数に及ぼす睡眠時間・朝食の摂取頻度・排便頻度の影響について検討し,以下の結果が示された。
① 自覚症状の訴え数は,Ⅰ群「ねむけとだるさ」>Ⅱ群「注意集中困難」>Ⅲ群「局在する身体違和感」の順になった。
② 睡眠時間の延長により,訴え数は減少し,睡眠の必要性が明らかにされた。
③ 朝食を「毎日食べる」は82.8%となり,朝食の欠食により,Ⅰ群「ねむけとだるさ」,Ⅱ群「注意集中困難」,Ⅲ群「局在する身体違和感」の訴え数が増加した。
④ 自覚症状の訴え数は,排便頻度「1日1回」が最も低く,「2~3日に1回」,「4~5日に1回」の順に高値となった。特にⅠ群とⅢ群において,「1日1回」と「2~3日に1回」「4~5日に1回」,Ⅱ群においては「1日1回」と「2~3日に1回」との間に差が認められた(P<0.05)。

Subject
490 Medical sciences. Pharmaceutics
Keyword
中学生
自覚症状
睡眠時間
朝食の摂取頻度
排便頻度
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Publish Date
2015-06-16
Publication Title
中国学園紀要
Publication Title Alternative
Journal of Chugokugakuen
Volume
14
Start Page
95
End Page
100
ISSN
1347-9350
NCID
AA11806598
Publisher
中国学園大学/中国短期大学
Copyright Holders
中国学園大学
中国短期大学
Contents Type
Departmental Bulletin Paper
language
Japanese
File Version
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